死んだあとどうする?自身の死後に関するFacebookの2つの設定
あまり考えたくありませんが、誰しも死はいつしか訪れます。50年後かもしれないし、もしかしたら明日かもしれません。もし仮に明日、交通事故で帰らぬ人となったとしてもSNSのアカウントは生前と同じように、世界中の人々の目に晒され続けるのです。そこでFacebbokでは死後に関する2つの選択肢を用意しています。あなたならどちらの選択肢を選びますか?
「追悼アカウント」か「アカウントの削除」
Facebookには「追悼アカウント」と「アカウントの削除」という2つの選択肢があり、生前に自身の死後のアカウントの扱われ方を設定することができます。
「右上の▼」→「設定」→「セキュリティ」→「追悼アカウント管理人」
管理人を指定し、代わりに管理してもらえる「追悼アカウント」
あなたの訃報がFacebookに報告されると、あなたのアカウントは「追悼アカウント」という扱いになります。あなたは、その時に自分の「追悼アカウント」を管理してくれる人物をあらかじめ指定することができます。「追悼アカウント管理人」の欄でFacebook上の任意のユーザを選択することであなたに変わって管理してくれる人物を指定可能です。尚、追悼アカウント管理人は次の事ができます。
- あなたのプロフィールに投稿を書いて固定する(亡くなった方に代わって最後のメッセージをシェアする、追悼サービスについての情報を提供するなど)
- 新たな友達リクエストに対応する(アカウント所有者が亡くなる前にFacebookの利用を始めていなかった友人や家族など)
- プロフィール写真やカバー写真を更新する
ただし、追悼アカウント管理人は以下のことはできません。
- あなたのアカウントに直接ログインする
- あなたの過去の投稿を削除・変更する
- あなたが他の人に送ったメッセージを読む
- あなたの友達を削除する
あくまで、あなたのアカウントの一部を操作する権限を与えられただけで、直接アカウントへはログインはできません。
すべての情報を削除する「アカウント削除」
インターネット上に何も情報を残したくないという方は、「アカウント削除」をお選びください。あなたの訃報が報告され次第、アカウントに紐付けされた情報は全て削除されます。
尚、存命の方へ対しイタズラ目的で追悼アカウントの申請をした場合は「偽証罪」に問われるとのことですので、くれぐれもご注意ください。